ED(勃起不全)の治療は、特別な診療ではなく、泌尿器科で日常的に行われているものです。
しかし「どのような流れで治療を受けるのか」「初診で薬はもらえるのか」といった点がわからず、不安を感じている方も少なくありません。
ここでは、大阪府門真市の【やすだ泌尿器科クリニック】でED治療を検討される方へ、
初診から処方までの一般的な流れをわかりやすくご紹介します。
このページではご来院される場合の流れをご案内いたします。
他の患者さんと顔を合わせるのに抵抗がある、ご自宅まで薬を配送してほしいという方は
【EDオンライン診療ページ】をご確認ください。
ステップ1 予約・来院
まずは受診の予約です。電話。インターネットで予約をお取りください。
持参いただくとよいものは以下です。
- お薬手帳(現在服用している薬の情報)
- 直近の健康診断の検査結果(お持ちの方)
- 健康保険証(ED治療は原則自費診療ですが、他の泌尿器科疾患、内科疾患の診療を併せて受ける場合に必要)
ED治療自体は自費診療(自由診療)であるため、マイナ保険証に治療内容が記載されたり、健康保険組合からの案内に記載されることはありません。
●ステップ2 問診
診察の最初に行うのが問診です。
・勃起が得られない頻度や期間
・性欲の有無
・持病(糖尿病、高血圧、心臓病など)の有無
・服用中の薬
・喫煙・飲酒・生活習慣
こうした情報を丁寧に確認し、治療の方向性を探ります。
なお、大阪府門真市のやすだ泌尿器科クリニックではED治療を受けながら、前立腺肥大症や膀胱炎、尿路結石など他の保険診療の泌尿器科疾患で通院中の方も多くいらっしゃいます。
その場合、保険診療と自費診療を同時に受けることが可能です。1回の来院でまとめて診察できるため、患者様にとっても負担が少なく効率的です。
●ステップ3 身体測定・検査(必要に応じて)
ED治療薬の安全性を確認するために、次のような検査が行われることがあります。
・血圧測定
・血液検査(血糖値、コレステロール値、肝腎機能など)
特に中高年の方や生活習慣病をお持ちの方は、こうした検査を行ったうえで薬が安全に使用できるかを判断します。
●ステップ4 診断と説明
問診・検査の結果をもとに、医師がEDの重症度や背景因子を評価します。
必要に応じて**IIEF-5(国際勃起機能スコア)**を活用し、客観的に状態を数値化します。
・軽度~重度の判定
・背景に生活習慣病があるかどうか
・薬の副作用や相互作用の可能性
これらを総合的に判断し、治療方針が説明されます。
●ステップ5 治療方針の決定
ED治療は基本的に**内服薬(PDE5阻害薬)**が中心です。
バイアグラ(シルデナフィル)
レビトラ(バルデナフィル)
シアリス(タダラフィル)
ジェネリックED薬
効果の特徴、持続時間、費用、生活スタイルに合わせて選択します。
▶ED治療薬について詳細はこちら
●ステップ6 処方
治療薬が決まると、初診当日から処方が可能です。
大阪府門真市のやすだ泌尿器科クリニックでは、1錠から処方できるため、まずは少量から試すことができます。
バイアグラ:即効性があり効果時間は4〜5時間程度
シアリス:効果が穏やかで30〜36時間持続
レビトラ:効果が強めで即効性もある
ジェネリック:費用を抑えて継続しやすい
●ステップ7 服用方法の説明
処方とあわせて、服用上の注意点について説明があります。
・食事の影響を受けやすい薬があるため、空腹時の服用が望ましい
・グレープフルーツジュースは薬の効果に影響するため併用不可
・一日に複数回服用することはできない
・ニトログリセリン(狭心症の薬)を使用している方は併用不可
これらを守ることで、安全かつ効果的に治療を進められます。
●ステップ8 再診・フォローアップ
ED治療は「処方して終わり」ではありません。
ご希望の方には、再診を通じて効果や副作用を確認し、必要に応じて薬の種類や量を調整します。
・効果が十分かどうか
・副作用の有無
・生活習慣改善の取り組み
定期的なフォローアップは、長期的に安全で満足度の高い治療につながります。
当院ではED治療の初診代、再診代をいただいておりませんので、
再診はED治療薬をご購入いただくことが前提となります。
また、血液検査等の検査費用は原則自費診療となります。(健康保険の使用はできません)
また再診(当院でED治療が2回目以降)の方はLINEでのお薬のご注文も可能です。
ご自宅に配送または、受付でお薬のお渡しをお選びいただけます。
このようにご来院の場合は、初診当日に薬が処方されるケースが多く、治療の流れはシンプルです。
「恥ずかしいから」と受診をためらわず、一歩を踏み出すことで生活の質を取り戻すことができます。
●まとめ
・ED治療は自費診療であり、健康保険証や保険案内には記載されない
・予約 → 問診 → 必要に応じた検査 → 診断 → 薬の選択 → 処方 → フォローが基本の流れ
・初診当日から薬が処方されるケースが多い
・他の泌尿器科疾患で通院中なら、保険診療と並行してED治療を受けられる
・当院では初診からオンライン診療にも対応しておりより身近に治療を始めやすい環境が整っている